
みなさんこんにちはもしくはこんばんは。
ここ最近、コロナによる解雇が増えていますね。正規雇用者4割、非正規雇用者6割となっていますが、正規雇用で雇ってもらっている自分も決して他人事ではないなと思った今日この頃です。
さてさて、今回ですけども!
FX基礎知識第5弾となりました!
前回は、通貨ペアについてお話させて頂きました。

通貨ペアで少しふれていましたが、今回はレートを動かす経済指標についてお話させて頂きます。
経済指標について
経済指標ってなに?

経済指標とは、その国の経済や景気を数値化したもので、株式市場や為替市場などに大きな影響を与えるものです。 主な経済指標には、国内総生産(GDP)、物価指数、失業率などがあり、これらによって各国の経済状況を把握することができます。
利点としては、数値として経済状況を把握でき、過去と現在との比較が容易である点が上げられます。数値には多少の誤差もありますが、 シンクタンクや政府などの公的機関によって調査・発表されているため、信頼性があります。
みなさんはどういう風に活用されているのでしょうか?
経済指標とはなんのためにある?

今回はFXの基礎知識としての話ですので、FXでの場合の経済指標の役割について挙げてみましょう。
FXでの経済指標の役割はその国の経済状況を把握し、通貨価格の変動を予測するために使うことができます。 経済指標の発表予想数値および前回値において、その国の経済の状況が良くなればその国の通貨が買われ、逆に悪ければその国の通貨は売られる、といったものとなります。各国の経済指標の発表の時間は決まっており、発表の時間に合わせて、その国の通貨を買うもしくは売る準備をする投資家もいます。
例えば、その国の失業率の発表が、金曜日の21時には発表ということで、結果は過去最悪の失業率となりました!となれば、レートは売りの方向で通貨がダダ下がりととなることがあります。投資家が売り方向で通貨を売っていけば下がった分利益を得ることができ、経済指標を良い方向に活かせたということです。
特にアメリカの経済は世界を中心に回っているのでアメリカの経済指標を中心に見ると良いですよ。
とはいえ、経済指標といっても、GDPとか米国雇用統計とかいろいろ種類がありますよね。今回は米国関係の経済指標を中心に説明していきます。まずは米国雇用統計から!
米国雇用統計について

米国雇用統計といえば、結果次第でFXのドル関係レートの大きな変動になりうる全世界の投資家にとっては最重要な経済指標となります。
アメリカの雇用統計は毎月第一金曜日に公表です。時間帯としては日本時間の21時半(4月から10月)、もしくは22時半(11月から3月)になります。そんな時間帯の中でアメリカの労働省が10数項目の数字を公表します。
労働省が発表する項目は下記になります。
失業率、非農業部門就業者数、建設業就業者数、製造業就業者数、小売業就業者数、金融機関就業者数、週労働時間、平均時給等となります。
中でも、失業率、非農業部門就業者数の話題になれば、FXの為替レートの推移に変化が起きます。アメリカは日本のようながっちりとした正社員、長く雇っていくというスタンスがない為、景気のよしあしが雇用に反映されていると考えられています。その為、雇用が増えた・失業率が減少し、改善できましたと報告が出れば、ドルの価値が高くなるのです。毎月、公表されている為、前回から次までの間隔が短いからか、全世界から注目が集まっています。
実際に米国雇用統計があった際のチャートの変動が下記になります。

チャートを実際みると、変動がすごいですね・・・。今回ですとアメリカの雇用統計の発表は良い方向に示したということでドルの価値があがり、買いの方向に進んでいます。pip数が上がった分、投資家の利益はすごいことになりそうですね。ユーロ/ドル・ドル/円をはじめしたドル通貨に変動を与えてますよ。
さてさて、次はGDPをみてみましょう!
GDPについて

GDPは日本、アメリカだけでなく、イギリス・ユーロ各国をはじめとした各国の経済がどれだけ発展しているかを表しています。日本でいうと日本語で「国内総生産」等と訳します。
GDPは国内で生産されたモノやサービスの付加価値の合計を数値で示したものです。付加価値というのはモノやサービスの価格から材料費や人件費等を差し引いたものであり、新たに生み出した価値のことといえます。
GDPの数値は、ほとんどの国が四半期(3か月毎)毎に数値を発表しております。その為、各国でのGDPも比較もしやすくなります。下記は2020年に発表された各国のGDPの割合です。

アメリカと中国は2割程占めているのはさすがといえます。次に日本が6%となっております。
肝心のFXにおいてですが、各国のGDPの発表時は前期や前年比の数値との市場予想との差にその国の通貨が大きく反応することがあるため、GDPの発表前後のFX相場には注意が必要です。
実際にドイツでのGDP。通貨でいうとユーロ関係のレートは2016年5月GDP速報時にすごい勢いで下降していっています。下記のチャートがユーロ/ドル5分足でみたものです。

また、GDP発表前から下落につながる兆候もあり、その流れを踏襲していると見るのが妥当とみます。発表前後の状況から見て、発表の瞬間による短期的な影響は少なかったのではないかと考えられる。
他の経済指標について
主な経済指標を挙げてきましたが、各国の経済指標は多くあります。さらに結論でいえばチャートの変動を与える経済指標は非常に多いです。それだったら全部の経済指標を全て見たらいいじゃない?と思うでしょう?すべてをみた上でチャートを監視するのはさすがに厳しいものがあります。その為に、FXのサイトには経済指標の重要度を示したカレンダーが更新されていますので、是非チェックしましょう!

上記は経済指標カレンダーの一部を切り取ったものです。赤の□で囲ったものが経済指標で、経済指標の右が重要度となります。FX初心者の内は重要度が高いもの(4以上)を注視するといいでしょう。
経済指標のまとめ
最後まで読んで頂きありがとうございます!
ここまで経済指標についてまとめてみましたが、アメリカやユーロ等の各国で発表されている経済指標の重要度が高いものも為替レートを大きく変動させるものが大きいですが、経済指標の他に大きく動かすのは突発的なニュースや要人発言です。
最近でいえば大統領選・ファイザーといった重大なニュースや要人発言によるものが為替レートの変動に大きく影響を与えたのは記憶に新しいと思います。為替レートはさまざまな要因が絡み合って変動するので注意しましょう。初心者の内から裁量だけで勝ち抜くのは困難を極めますので、必ず実績のある投資コミュニティに所属しましょう!
さて、ここまでまとると下記になります。
・アメリカの経済指標は要チェック。
・どの通貨ペアを扱うにしてもアメリカの動きはチェック。
・ニュースや要人発言(日本でいうところの日銀の総裁)には気を付けよう。
それでは、皆さま良いFXライフを(‘◇’)ゞ
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それでは、今回はウィンプスがお送りしました(‘◇’)ゞ